今年のカモミールティー

今年もたくさんのこぼれ種でカモミールが庭に咲きました。大地とのつながりを追いかける上で、この小さな庭は私たちには大切な存在です。 

畑とも違う、ガーデニングとも言えない、ただただ、その地に鍬を入れさせていただいている。

そこでの恵みを、最も美味しくいただくのも一つの恩返しでもあると思うのです。

世界中にはほとんどの文化の中でお茶を飲む、という習慣があります。お茶をめぐる様々なものは、奥が深くてきっとまだまだステキなことが隠れていそう。

私のフレッシュカモミールティーを淹れるときの工夫は、熱湯を注いだあと60秒で氷を入れることです。カモミールは長くお湯に浸けておくと苦味が出るためです。

初夏の飲み方として気に入っていますが、温かいものをいただきたいときは、氷の量を加減します。そこは、母の感で。

花を摘み取った時の爪先に残るカモミールの香りと、お茶の香りを楽しませていただきました。

Kei Hompo

素晴らしい笑顔:Splendid smiles

いつも、思う。写真を撮ることで、人生の素晴らしい時間に立ち会わせていただいてありがとう、と。

この日は、海辺のロケ撮影を選びました。そこはお二人の故郷だから。空間も、歴史も、全てが助けてくれるおかげで、私は素晴らしい瞬間に出会えるのです。

子を宿した母の顔は美しい。父の顔も美しい。家族の笑顔は素晴らしい。

マタニティフォトや、ファミリーフォトを撮るときにはいつも涙が出そうになる。

私は、全ての人にその美しさと豊かさが伝わることを祈って、シャッターを切らせていただきます。

そんな瞬間に立ち会わせていただいて、ありがとうございました。

Kei Hompo